House Green Japan-オーストラリア・ファーム情報ブログ-

オーストラリアのファーム情報ブログです。

カテゴリ: オレンジについて

2017年5月、自分はシトラスpickingをしています。シトラスは、オレンジ(ネベル・バレンシア)レモン・ライム・マンダリン(みかん)のことをまとめてシトラス(柑橘系)って言います。

SAでオレンジpickingしてます!
5月は冬オレンジのネベルが取れる時期です。マンダリン(みかん)なんかも地域によってはもう収穫が始まっていると思いますが、グリフィス(NSW)・ヒルストン(NSW)・ミュルドューラ(VIC)・レンマーク(SA)なんかの場所でシトラスpickingが盛んです。QLDのゲインダーやマンダベラはマンダリンの産地ですが、サイクロンの農業被害が不明なので、もしこれから行かれる方がいれば確認してから行ったほうがいいと思います。おそらく大丈夫だと思いますが念のためにお伝えしておきますね。

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オレンジpickingって稼げる?

自分は、今まで色々なpickingをしてきましたが、オレンジpickingはBin(1m✖︎1mのボックス)を作るのが大変だと思います。picking自体特に難しくはなくてオレンジをどんどんむしり取って行く感じです。オールpickingなので、missing(取り残し)の注意をよく受けます。なので始めは、時間のロスがもったいないです。1ビン25ドルの平均7時間労働です。初心者ピッカーはおそらく2ビンが平均です。自分はアップルpickingをしていたので、平均4・5ビン作っていますが、ここに住んでいるヨーロピアンの平均は2・3ビンなので、人によっては稼げないと思います。

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アップルpickingとオレンジpickingの違いは??
両方経験したので、まず思うことは、アップルpickingは繊細オレンジpickingはドンドン行けって感じです。

-アップルpicking
基本2〜4名のチームを組む。アップルはpickingの時にブルージング(アップルとアップルがぶつかりあって表面が凹む)を気をつけなければなりません。どんなに早いスピードピッカーでもブルージングしてればクビになるくらい重要なことで、乱暴にアップルを扱ってはいけません。なれてくるとブルージングしないで、早くpickingすることができますが、なにかと注文が多いのがアップルって感じです。

-オレンジpicking
基本一人でピッキング。オレンジpickingは投げても乱暴に扱っても問題ないです(笑)木の枝なんかボキボキに折れても問題無しって感じです。オールpickingなので、missing(取り残し)の注意を受けることが始めはありますが、それも、なれれば大丈夫です。ladder(はしご)がアップルに比べるとデカくて重いので高い木が多いと作業も大変になります。あと雨の日は休み。

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まとめ
初心者ファームの人で、シトラスpickingをする人は、稼ぎ目的っていうよりも、セカンドや時間稼ぎなどに利用するといいと思います。また、タスマニアでアップルやってたーって人なんかは、オレンジpickingはいいと思います。多分アップル経験者なら4・5ビン作れて1日100ドルは稼げると思いますよー。オレンジはシーズンが長いですし、オレンジpickingで1日100ドル以上稼げるようになれば長期間収入が安定します。雨の日が休みなのは困りますが、それはもう仕方がないことです。あとハシゴが大きくて重いので、女性には不向きかもしれないです。
これからシトラス系の求人が増えると思うので、参考にどーぞ( ´ ▽ ` )ノ
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夏オレンジ(バレンシア)冬オレンジ(ネベル)マンダリン(コタツでみかんのミカン)などの柑橘系の収穫物をシトラス系と呼びます。もちろんレモンなんかもこの仲間になります。今回このシトラス系について伝えていきたいと思います。

マンダリンには2種類ある!
4月〜マンダリンの収穫が始まりますが、マンダリンには、種類が2種類あります。4月〜6月の期間はインペリアルというマンダリンのシーズンになり、7月〜9月の期間は、マーコットという種類になります。どちらも基本的にミカンですが、マーコットの方が、インペリアルに比べて少し大きいです。単価も変わるためpickingには大きく差はないです。ただ、インペリアルとマーコットの切り替えの時期は、中断期間が2週間ほどあります。
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4月〜Mandarin(マンダリン)のオンシーズンQLD
4月〜はQLDでマンダリン(インペリアル)のオンシーズンになります。写真の図でわかるようにQLDは他の地域と比べてマンダリンの生産量が多いです。QLDだけ濃いオレンジ色が円グラフで目立っているのがわかります。これからシトラス系をねらってファームをする人は、間違いなくマンダリンのシーズンをねらっていくことをオススメします。
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シトラス系の産地TOP3は?
産地で有名な地域は、Riverland,Murray Valley, Riverina になります。以前オレンジの街としてブログで紹介したGriffith(グリフィス)はRiverinaの地域に属します。円グラフで見てわかるようにマンダリンの生産は少ないです。なのでマンダリンをねらってファームを探す人は、他の地域の方がマンダリンが生産されているので時期と場所選びは考えてくださいね。
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仕事探しの方法は?
ネットで検索するとある程度の情報は入ってきます。検索は(地域名 backpacker)or(地域名 生産物)などで検索します。もちろん英語で入力です。ある程度、情報が集まったらあとは行ってみないとわかりませんが、
どこで・何が・いつ・収穫されるのか?
というポイントを押さえておけば、ほぼほぼ大丈夫だと思います。
シトラス系は、backpackerやキャラバンパークからの紹介が多いので、そこをねらっていくといいと思います。
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年中シトラス系が収穫できる場所は?
円グラフを見てわかるように、
緑→Navel(ネベル)(冬オレンジ)
黄緑→Valencia(バレンシア)(夏オレンジ)
濃いオレンジ→Mandarin(マンダリン)→2種類(インペリアル)(マーコット)
になります。なので緑と黄緑の組み合わせはほぼ年中収穫できることになります。濃いオレンジの場所は、4月〜9月のシーズンになります。色のバランスと各シーズンの把握ができれば答えはでますよね。
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まとめ
これから、マンダリンのシーズンに入るQLDですが、QLDは何かと事件やトラブルが多い地域ですので、十分注意してください。ついこの前、ヨーロピアン女性の監禁事件があったばかりです。それでなくても、盗難の話もよく聞きます。安全なファーム生活をするためにも、常に警戒・注意を意識してください。あと3月に来たサイクロンによる農作物被害が出ているようなので注意してください。では、ファームジョブ頑張ってくださいね。

オレンジについて書きます。
色々とピッキングをやっている方は次はどこ行こうかなーって考えている人もいると思いますが、オーストラリアのオレンジの産地を教えます。

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見た感じ何が何だかわからないと思いますが、
実はこの表すごく大事なんですよ。

まず、オレンジについて説明します。
オレンジはValencia(バレンシア)Navel(ネベル)の2種類あります。日本でいうネーブルオレンジはこのNevelのことです。それでこの二つは簡単に言うと夏オレンジと冬オレンジのことなんです。

Valencia(バレンシア)夏オレンジで
シーズンが9月〜4月
Navel(ネベル)冬オレンジで
シーズンが5月〜11月

これってどういうことかわかりますか?
夏オレンジ冬オレンジが栽培されている場所は年中オレンジが収穫できるということなんです!
すごくないですか?普通ファームジョブと言ったらシーズンが終わると次へって感じですが、オレンジは移動する必要がほぼないんです。
しかもそこにMandarin(マンダリン)
※日本でいうコタツでみかんのみかんです。
これがあれば最高です!
Valencia(バレンシア)、Navel(ネベル)、Mandarin(マンダリン)この三つがどのようなバランスで生産されているか知ることができるのが
この表なんですよ!

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そして有名な産地がビクトリアとニューサウスウェルズのあいだにある
この地域になります。
⚪︎Riverland
⚪︎Murray Valley
⚪︎Riverina


このエリアは広いのですが、縦に直線的にオーストラリア大陸に並んでいるので、産地を探しやすいですよ。

移動するのに疲れたなーって人にはオレンジファームいかがでしょうか?
それではファームジョブ頑張ってくださいねー!( ´ ▽ ` )ノ

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